妊娠は突然に。
妊娠・出産体験談 episode1-1 妊娠発覚のタイミング
驚きのタイミングで知る妊娠の発覚私は社会人1年目で結婚し、翌年の2月に結婚式をあげるために奮闘していた。仕事はほとんどできず日々勉強で大変だったけれど、2年間付き合った彼と結婚できるという喜びで幸せだった。どちらも実家住みだったので知り合いの立場を使って賃貸を借り、引っ越しして家具を揃え、忙しいながらも楽しい毎日を過ごせていた。けれど、結婚式の準備を進めるうちにいろいろ決めなければならないことが多くなったり、2人での生活が慣れず喧嘩も多くなっていった。そんな感じで生活しながらもやっと1月に結婚式の前撮りを取る日に思わぬ形で知った。
私は大学生の時に妊娠はしたくなかったけど、彼とのSEXを楽しみたかったため低容量ピルを使用していた。ピルを使用することで生理周期も安定し、さらに生理痛も軽減できて私にはとても合っていた。社会人になるとともに彼と結婚も視野に入れていたのでピルを辞めていたのだが、仕事のストレスが強く生理不順であった。しかし、いつか良くなるとあまり気にしていなかったので病院にも行かず放置していたのだが、結婚することが決まり半年以上も生理が来ていないので不妊になるのではないかと不安に思い通っていた婦人科に行った。
結果、ストレス性によるものと診断され生理の誘発剤を処方してもらった。
その後、生理は一度来たのだがその一回のみでまた生理が来ないなぁ〜と思いつつも仕事、同棲、結婚式の準備と忙しかったのでそのせいだと勝手に解釈して気にもとめてなかった。しかし、1月くらいに旦那から「なんか最近イライラしすぎだし、あまり食べないし妊娠してるんじゃない」と言われ、忙しすぎて体調良くなかっただけではないかと思っていたし、もともと生理不順であったからそんな誘発剤飲んですぐにできるって無いんじゃないと勝手に思っていたので旦那の勘違いだと思っていたのです。けれど、一度調べて欲しいと言われたので「恥ずかしいからいつかね」とタイミングを先延ばしにしていました。
前撮りの日はたまたま旦那のみが実家に帰省していたので、私一人で写真の時に使う小物を夜中作製していたのです。次の日が待ち遠しくてなかなか眠れず、その日は夜更かししていました。なんとなくその時一応買っておいた妊娠検査薬があり、試しにやってみました。すぐに出ないと思っており、トイレに置いて出かける準備をしてから見ようと放置していたのです。しかし、私はそのまま忘れて旦那が迎えに来るまでゴロゴロしてました。
朝6時ごろ旦那が帰ってきた。
前撮りに行く前にトイレに行くと言ってトイレに入ったのですが、入ってすぐに叫び声が聞こえた。
何事か思った。
「ねえ、線が出てるんだけど!」
えっなんのこと?と最初何のことか思い出せずフリーズしたのですが、トイレに妊娠検査薬置きっ放しだったことを思い出し、そのままに置きっぱなしで申し訳ない恥ずかしさと、線が出てるって言葉を理解するのにプチパニック。
でも、線って妊娠しなくても出るんじゃなかったっけ?と思い「ごめん置きっ放しにしてた。で、線って一本なんじゃないの?」「1本?うーんと、2本あるよ。」「え、じゃあ妊娠してるかもよ。」「えぇぇぇ!!妊娠!!」「二本なんだよね?」「そう、二本。」「あっ、本当だ。二本あるや。一応妊娠してるかもよって事だ。」「なんだって!!笑」こんな感じで初めての妊娠発覚は、トイレに置き忘れた事で旦那が最初に知って二人で驚いてしまいました。
検査薬のみなので正式な妊娠にはならないのですが、その日の前撮りは二人とも顔を合わせるとニヤニヤしてしまい。写真を見返るたびに思い出します。
ちょっと不思議な妊娠発覚のエピソードでした。
次回は、妊娠初期に新婚旅行に行くことになった体験談を綴ります。続きも読んでくれたら嬉しいです。