3月3日は桃の節句🌸
私の一番目は女の子。やっぱり桃の節句はお雛様を飾ってあげたい。
一軒家であったがわざわざ大きいお雛様を買うのは将来的にスペースがないからいやだと思い、実家の倉庫の奥深くに眠っているはずのお雛様を召喚!!母親に教えてもらいながらお雛様を飾ってみました。
昔ながらの7段飾り。大きいです。
3月3日はお雛様ってイメージはあっても詳しくどんな行事って言われると女の子の行事しか思い浮かばず。今回、子どものいる家庭で気になる年中行事についても調べたのでまとめました。
ぜひ、読んでこんな行事だったんだぁ~と実感しつつ、娘にもこんな行事なんだよとまめ知識を教えていきたく思います。

お雛さまの歴史と由来
雛人形は、女の子の誕生を祝い、健やかな成長を祈って飾ります。
雛人形は、高貴な夫婦の姿を現していて、気品ある顔立ちやきれいな衣装、仲睦まじく並ぶ姿は、結婚が最大の幸せと言われていた江戸時代などにとっては女の子の幸せの象徴と言えるでしょう。
雛人形を飾る意味
もともとは乳幼児の死亡率が高く、子どもが無事成長できるかは神のみぞ知るものでした。そのため、七五三でもあるようにいろいろな方法で災厄を払う風習があります。雛人形は、お雛様に子どもの厄をうつして払ってもらうものでした。
時代は変わりましたが、年中行事に桃の節句があり、子供が健やかに育ってしあわせになってほしいという願いがあります。
飾る時期と片付ける日
一般的には節分の翌日(立春)から2月中旬頃までに飾るのか望ましいとされています。せっかく飾るのですから、子どもがお雛様を楽しむためにも、早めに飾って、華やかなお節句気分を楽しんでほしいと私は思います。
片付ける時期はできるだけ早くということなので3月4日に片付けなければならないということはありません。日にちというより片付け日和な日に片付けることでお雛様を良い状態で保管できます。
ポイントは、お天気のいい日!!
雛人形を片付ける日は、窓を開けて湿気を軽く飛ばしてから、羽根のはたきや柔らかい筆を使って人形のほこりをはらって、和紙やティッシュなどにくるみながら丁寧にしまってあげましょう。あと、新しい人形用の防虫剤、防カビ剤をいれてしまってあげましょう。
昔は、年中行事をきちんと行い、後片付けもしっかりできるといいお嫁さんになれるという花嫁修業的な意味合いがあったみたいです。
お雛様の時の食事
行事に食べられる食品は菱餅、雛あられ、白酒が必須の定番で、他に鯛や蛤の料理(吸い物等)、ちらし寿司が定番である。晴れの日に食べるものの意味や由来は何なのでしょう。
ちらし寿司
もともとは、えびや菜の花をのせて彩りよく食べた「なれ寿司」が由来で、えび、れんこん、まめに対していろいろ意味を込められています。
エビ | 腰が曲がるまで長生きできますように |
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レンコン | 先が見通せるように |
豆 | 健康でマメに働く |
はまぐりのお吸い
はまぐりは1対2枚の貝殻をもつ“二枚貝”。対の貝はぴったりと合うけれど、違う貝だとかみ合わないことから、仲の良い夫婦を表すものとされてきました。「仲良く過ごせるように」や「ぴったりと合う方に巡り合えるように」などの意味があるみたいです。
ひなあられ

「ひなあられ」は貴族階級の娘達が雛人形を川辺や野原などの外に持ち出して、お雛様に春の景色を見せてあげるといった風習の際に食べるものとしてつくられたお米のお菓子です。
また、娘の健康を祈願するという意味が込められています。
ひなあられは四季を意味する「桃・緑・黄・白」の4色で構成されていて、「一年を通して娘の幸せを祈る」という意味もあります。
カラフルでかわいらしいので春らしさが感じられますよね🌸
菱餅

緑、白、ピンク(紅)の3色の餅を菱形に切って重ねたものです。これは色に意味が込められていて、緑は「健康や長寿」、白は「清浄」、ピンクは「魔除け」という意味が込められています。
何歳まで飾る?
何歳まででもいいみたい。
祈りを込めた風習なのでいつまでとかはないみたいです。私も子供部屋が空いている限り飾ろうかなって思っています。お雛さまも飾られるために作られたものだからできるだけ飾ってあげることで喜んでもらえると思うから。
キレイで高価なものだから子どもにはあまり触らせたくない気持ちもあるのですが、子どものための飾りなので親のコレクション心は抑えて子どもがお雛様に親しんでもらえるようなるべく遊んでもらってました。
まとめ
女の子がいる家庭が行う行事の「ひな祭り」についてご紹介しました。子どもの健やかな成長、将来幸せになってほしいといった家族からの願いが込められていることがわかりました。
子どもがいることで色々な行事を楽しむことが多いと思いますが、どうしてお雛様をするのかを少しでも知っていると子どもとお雛様についての話をいろいろできていいですよね。
皆様も桃の節句、お雛様を楽しんでください。
この記事がよかったらコメントしてくれると喜びます。また、ほかの年中行事も紹介していますので一緒に読んでいただけたら幸いです。