皆さんは、防災のための備えはきちんとできていますか?
最近、また大きな地震が続いてもともと備えてはいたものの、また、きちんと揃えなくちゃなぁ~と改めて思いましたよね。それに夜だったし、子ども二人寝ていて、旦那は1回のベットで寝ている。もし、逃げなきゃいけない場合、旦那がきちんと起きてくれるか。。。可能な限り、安全に子供二人を連れて逃げなくちゃ。どう逃げようなんて、揺れている間、頭フル回転でした。
東日本大震災は岩手の内陸で経験して、どんなものかはわかっているつもりなのでその経験を踏まえて内陸における自身の備えをお伝えしたいと思います。
私たちの備え1:安全な家づくり
我が家は一軒家で、津波が来ない内陸に住んでいます。そのため、すぐに逃げるというより家がつぶれない限り、家で生活すると考えます。
なので、まず家が倒れないことが第一条件。幸い、まだ建てて2年しかたってないので基本的に地震に強い家なのは間違いありません。もし壊れる壊れる場合には、すぐに崩れるとかでなく、どこかがひび割れたりして地震の積み重ねによる崩壊が考えられるので家の修理整備は欠かせません。そして、状況により集団避難が必要になってくると思っています。
防災対策で1番大事なのは、つぶれない家と言われるほど地震に耐えられるかはとても大切なこと。
次に、家の中で物が倒れて潰されたり、けがをしないように揺れて倒れないよう耐震マットなどで固定をすること、すぐに逃げれるように家具の配置には気を付けています。
・寝室には背の高い家具は置かない、電気も揺れないタイプにする
・ガラスが割れた時、飛び散らないように昼でも薄いカーテンを引いておく
私たちの備え2:死なないための逃げる備えと準備
私が考えるに状況や場所によって対応の仕方って臨機応変にしていかないといけないと思うの。
家で地震が起きたらまずケガしないように机の下に隠れたり、火を止めたり、揺れが収まるまで家の中にいるよね。揺れが収まったら、余震に備えていったん家の外に出ると思うんだ。そしたら、1階にいればすぐに玄関だからそのまま子どもを連れて外に出ればいいんだと思うの。
でも、2階なら足を傷つけないようにスリッパや軍手、おんぶ紐、ライトは最低限必要だよね。
なので、我が家では寝室にミニ防災バックを作ってクローゼットの取り出しやすいところに置いているの。
そのリストがこれ!
- ライト(電池入り)
- スリッパ
- おんぶ紐
- ホイッスル
結構スペースあったから、
- 救急セット
- おむつ
- みんなの靴下
量的にどうかな、もっと入れたほうがいいって言われるかもだけど、6ヵ月の長男9Kg、2歳の長女13㎏を一人で抱えて逃げるにはなるべく少ないものじゃないと持てたとしても安全に逃げれないなぁ~って考えたの
防災グッズ作ってみて一度、中身を装備して子どもたちを抱えて外に出れた時間は3分46秒。結構時間かかるから避難の時にはやっぱり使い慣れているものを使ったり、たまに訓練が必要だってことがわかったよ。それに何より、子どもたちが嫌がったり怖がったりするともっと時間がかかると想定できるから子どものためにも練習必要だし、“避難するよ”って声掛けして覚えてもらわなきゃって思った。
私たちの備え3:被災した時のお家のストック
我が家は、年に2回、3月と9月に防災グッズの見直しをするって決めたから時は、ストックの見直しをしてるよ。災害した直後は、食料や水等の支援物資が届くまである程度時間がかかることを想定し、最低3日分の食料や水の備蓄があることが必要って言われているよね。でも、非常食3日分×家族の人数分準備するのってコスト的にも量も大変。
だから、日ごろから消費できる量の備蓄をするように気をつけているよ。=ローリングストック
日常生活で消費する粉ミルク、飲料、ベビーフードや紙おむつなど、少し多めに家に備蓄して置いて、使用と備蓄をローテーションすることで賞味期限切れも防げて、数日分の食料や日常用品が災害に備えて確保できます。
これは人それぞれだと思うけど、我が家はこんな感じ。




鯖缶、ツナ缶、コーン、フルーツ缶、乾燥わかめ、ごはん、水くらいかな。これなら私は普段から使うので賞味期限気にしないで買いだめできるもんね。あと、非常食は食べなれてないと災害の時に食べれなくてストレスになることもあるので、年1回くらいで食べて食べなれて置いたり、好きな非常食を探したりすることも必要なんだよ。我が家は、市内の防災教室に行ったときに試食をしたけれど、お湯で沸かした時と水の時のおいしさの違いを感じたし、味のない白ご飯は口に合わなかったからなるべく食べれるものとして味のついたものを選んで揃えているの。
それと大切なのは、ガスコンロ‼オール電化だからこそ停電で電気使えなくなったらのためにガスコンロはしっかりストックしているよ。

食事以外のストックは、トイレットペーパー、おむつ、生理用品、割りばし、紙皿、紙コップくらいは家にあってもいいと思うんだ。誰か客人が来た時やバーベキューした時にも役立つから買って置いて損はなし。

あと、おむつに関しては大きいタイプでいいのでテープタイプよりおむつタイプがあると結構便利。現在、息子はMサイズのテープ、長女はXLサイズのパンツタイプなので、私の場合XLサイズのパンツタイプを多く買って置いているよ。大きいほうが吸収量も多いし、サイズダウンすることがないから無駄にならない。もし、もうおむつしたばっかりの子でも少量でもストックしておくだけで災害のショックでトイレいけなくなってもおむつに戻せばいいから安心だよ。
大人でさえ、災害時トイレ問題があるのに子どもに新しいことをやらせるのは結構負担なこと。激安でもいいからあると、大人の簡易トイレの吸収材にもできるから無駄にはならないよ。
コロナの時もなったけど、紙がなくなると買いだめ起こって手に入りにくくなるから、ストックは少量でもいいからしておくべきだよね。
私たちの備え4:避難所で役立つアイテム、一般的な避難セット
ここまで来て、やっとだけど一般的な避難セットの準備をするよ。ほぼ、家で被災生活を送るだろうと考えているから基本的にはお家に備えているけれど、もしも我が家が家以外で地震が起こったらと考えると、岩手は車社会だから基本車とともに行動しているんだよね。
だから、防災グッズは玄関に置くのではなく、車に常備することにしたよ。
そうすることで、地震が起きて家から出てもしも、家が倒壊したら車とともに避難所に逃げたりできるし、車から避難バックだけ持って逃げることもできる。仕事に行っているときも、車で移動しているから荷物をもって逃げればいいし、休日でかけているとき事故や豪雪、渋滞で車にいる時間が長くなった時にも車に常備しておけば安心して行動できると思うんだ。
沿岸の避難訓練とかでは、車を乗り捨てて逃げてくださいと伝えられていることもあるけれど、車にリュックタイプでまとめておけばそれをもって逃げれるから自分のライフスタイルに合わせて備えてね。私は、岩手に住んでいる人だけじゃなく、車とともに生きている田舎暮らしの方は車に備えることをおすすめするよ。
車に備えているのは、こんな感じ
私たちの備え5:家族で集合場所・連絡方法を確認しておく
これは、忘れると思うから我が家では防災グッズ見直す3・9月に話をしているのと、地震があった日やニュースで災害を見た時などに話題にするように心がけている。
子どもたちはまだ理解できないから話していないけれど、話し合いの時は仲間に入れて話すようにするし、言葉が話せたり理解できる歳になったときには一緒にどうするか相談したいなぁ。
また、連絡を取りたくても取れないとき用に、防災グッズの中にメモ帳、ペン、養生テープを入れてもしも待ち合わせしていたところから離れるときに一応メモ用紙を張れるように準備しているよ。
まとめ
防災って備えていても足りなかった。もっとこうゆうのが欲しかったというのが必ずと言って出てくるもの。けれど、備えていて足りなかった時の後悔と何も準備していないでの後悔は死を連想させるほどに幅が広がりやすいものと考えます。
“備えあれば憂いなし”
ということわざがあるように準備できるものは準備しておくのが必要だと思っています。また、0歳児は特に成長が早く備えていても使えなかったというものが多いと聞きます。赤ちゃんだからこそ、神経質にもなるし、大人用を代用して使ってあげられないものばかりなので多めに備えて置くことをおすすめします。